
3月25日(土)單欒vol.5
無事終了いたしました!
今回の目玉は、中国地酒"黄酒"の入門編として
三大地方の黄酒各2種ずつ合計6種を解説しながら試飲、
それに合わせた各地方の郷土料理(当日限定)、
その他、紹興酒飲み放題や利き酒大会、などなど
企画盛りだくさんでお届け致しました。
開催後、アンケートの回答を見て
とてもご満足頂けたようでほっと胸を
なでおろしました。
少しご意見を紹介させて頂きます。
「お酒も料理も美味しくて、スタッフの皆さんすごく親切で、
とても楽しかったです!まだ是非参加したいです!!」
「中国酒のイメージが変わる会でした。紹興酒が苦手だと
言う人にも教えてあげたいくらいです(笑)次回の開催を
楽しみにしてます。」
「「沈缸酒 缸缸好」を飲んで、今までのいわゆる
「黄酒=紹興酒?」に勝手に抱いていたイメージが
ひっくり返りました。 とても良かったです。」
・・・etc
黄酒入門編というのは常々やりたい企画でありました。
年末、よく来て頂くお客さんに
「中国酒を紹介するようなイベントやってください!」
と背中を押されて実現した今回。
ぼくらも偉そうに教えられるほど知識豊富ではなく
まだまだ勉強中ですが、だからこそ
みなさんにわかりやすい言葉で伝えられるのではないか
と思うところもあったり、復習にもなるし
よいきっかけになるなと感じていました。


18時30分〜21時までの2時間半。
話す内容や料理提供の時間などスケジュールを組んでいくと
ああ、これはあっという間に過ぎていくなと予感していました。
というかみなさん、集まるのが早くてびっくり笑
18時15分にはほぼ全員集合。優秀すぎます笑



黄酒とはどんなお酒か。
日本酒と同じ作り方なのになぜこんな色?
原料はどんなものを使っているの?
地方によってどんな違いがあるの?
僕自身黒猫夜に入って黄酒を知り、
入ったばかりの頃
黄酒に対して持っていた疑問を
思い出しながら話す内容を考えました。
メモを取りながら真面目に聞いて頂いた方や
わいやと飲みながら聞いて頂いている方。
ただ、飲みながらでも、しっかり聞いて頂いてるんだなと
感じた瞬間がありました。
「え?今の話もう一度お願いします!」
聞いていなかったらこのような言葉も出てこないですから。
お酒は知識が加わるとより楽しめるものなのだなと
改めて実感しました。これは日本人特有の感性
かもしれないですね。



料理は全部で6品お出ししました。
・春前菜7種盛合せ
・特製黄酒おつまみ4種盛(カエル漁師風、鴨腸詰、羊つくね串、鴨舌炒め)
・春色茶碗蒸し(威海風蒸鶏蛋)
・福建大根餅と春野菜のXO醤炒め
・丸ごと鶏のごった詰め 塩釜とじ(乞食鶏)
・麻婆豆腐(ライス付)
一番人気だったのは
南方の福建大根餅と春野菜のXO醤炒め。
XO醤だけでもつまみになるように思います。
時折お店にもいらっしゃいます、
調味料でお酒を飲んでる人。
盛合せも好評でした!
やっぱりお酒主体となると
量よりもちびちびとつまめるものが
人気なのですね。
この日限定の特別料理。
朝から晩まで営業がある中で、合間を縫ったり寝る時間を削って
どんな料理を出すか考え、試作し、形にしてくれました。
作った本人が料理を出しながら説明してゆく。
これもみなさんから好評でした。
厨房メンバーも活気あるフロアに出てお客さんと
話すことで、店舗全体でイベント運営をしているという
実感が得られたのではないかと思っています。




次回開催は未定ですが、次はチャート作成の内容で
單欒を開催できればと思っています。
ありがとうございました!!